私は子供のころから無類の乳製品好きで、ご飯を食べながらコップ何杯も牛乳を飲んだりしていました。牛乳はカルシウム豊富で体にいいので、母親も罪悪感なく飲ませていたと思います。
最近は乳糖不耐性の方の話や、アレルギーの原因になるという情報も聞きますね。
最近、第三のミルクという言葉を耳にするようになりました。
『モデルさんとか美意識高い人が飲むやつだなぁ~』とスルーしていましたが、体にいいのかな?美味しいのかな?と気になっていました。
先日、子供の離乳食のために買ったオートミールが余っていることに気が付き、何かに使えないかなと考えた時に、オートミルクを手作りしている友人のことを思い出したのです。
この機会に、オートミルクは何ぞやというところから勉強してみたいと思います!!
オーツミルクは健康効果がたくさん
オーツミルクとは、オートミールやグラノーラの原料であるオーツ麦からとれる植物性のミルクのことです。
アーモンドミルクなどと並び、第3のミルクともよばれています。ちなみに第1のミルクは牛乳、第2のミルクは豆乳です。
- 食物繊維は牛乳の約2倍
- ビタミン類が豊富
- カロリーが低く、コレステロール0
またオーツミルクは生産するにあたって、かかるコストが低いこと、必要な資源が少ないということも大きなメリットです。環境にも優しい点が注目されている理由でもあります。
オーツミルクの作り方は簡単!!
独身時代に、オートミールがダイエットにいいと聞いて初めて食べてみたとき、思ったより癖がなくていける!と思った記憶があります。
子供が生まれてからは離乳食にも活用していたので、オートミールは割と身近な存在でした。
スーパーでもたくさん種類があって、お値段もお手頃ですよね!
そんなオートミールを使ってオーツミルクが簡単に作れると聞いたので、さっそく試してみました。
オーツミルクを作ってみよう!!
材料はいたってシンプルです。
市販のオーツミルクは甘みがついていたり、油などが添加されているものが多いので、手作りだとこれだけでいいんだとびっくりしました。
- オートミール 1カップ
- 水 3カップ
- こし布
- step1容器にオートミルクを入れ、水を加える
- step2ミキサーにかける
- step3こし布で濾して絞る
- step4完成!!
ちなみに濾してでた搾りかすは、食物繊維がたっぷりなので捨ててしまうのはもったいないです。
クッキーやパウンドケーキの生地に混ぜ込んでしまってもいいですが、今回私は炊き込みご飯を作るときに一緒に炊いてみました。
炊きあがりは変な風味も残らず、お米と一体化して全く違和感はなくて、子供もバクバク食べていましたよ。
ちなみにアーモンドミルクも、水と合わせてミキサーにかけ絞って作るので、基本的な作り方は同じです。
オーツミルクとアーモンドミルクの違いはなに?
スーパーでもオーツミルクと並んで陳列されているアーモンドミルク。
どちらも第3のミルクと言われていますが、何が違うの?どっちのほうが身体にいいの?と疑問に思いますよね。
牛乳や豆乳も併せて、下記の表に比較してまとめてみました。
100mlあたりの 栄養価 | 牛乳 | 豆乳 | アーモンドミルク | オーツミルク |
エネルギー(kcal) | 61 | 44 | 15 | 48 |
脂質(g) | 3.8 | 2 | 1.22 | 2.75 |
カルシウム(mg) | 110 | 15 | 173 | 148 |
たんぱく質(g) | 3.3 | 3.6 | 0.55 | 0.8 |
炭水化物(g) | 4.8 | 3.1 | 0.34 | 5.1 |
鉄(mg) | 0 | 1.2 | 0.29 | 0.26 |
食物繊維(g) | 0 | 0.2 | 0.45 | 0.75 |
ビタミンE(mg) | 0.1 | 0.1 | 3.32 | ー |
比較してみると、それぞれの特徴がわかってきますね。簡単にまとめるとこんな感じでしょうか。
◎豆乳→タンパク質、鉄分が多く女性に特におすすめ
◎アーモンドミルク→カロリーが低くビタミンEが豊富なため、ダイエットや美容目的の方におすすめ
◎オーツミルク→炭水化物と食物繊維が多く、飲みごたえがあり便秘予防にもなるので健康志向の方におすすめ
私はオーツミルクをカフェラテにして飲んでみた時に、牛乳よりさっぱりしているけれど結構満腹感はあるなと思いました。味は麦特有の香ばいような風味はあって、でも豆乳よりはクセがないといった感じがしました。
アーモンドミルクはオーツミルクより甘味はある気がしましたが、さらにさっぱりとしていたのでカフェラテというよりも、そのまま飲んだほうがいいように思いました。
牛乳を飲んだ後の、口の中に残る感じが苦手な人にはいいかもしれません!
牛乳大好きな私としては完全に置き換えることは難しいですが、栄養面の特徴がわかると、オーツミルクなどの植物性ミルクも日常に取り入れていきたくなりますね!!
まとめ
- オーツミルクはカロリーが低く、食物繊維やビタミン類が豊富
- オーツミルクはオートミールと水だけで簡単に作れる
- オーツミルクを絞った後の搾りかすも体にいいので食べよう
- オーツミルク、アーモンドミルク、豆乳などの植物性ミルクは栄養面でそれぞれ特徴がある
普段あまり手の込んだことはできないけど、でも健康にいいものは取り入れたいと思っているゆる健康志向の私。何でも買えば手に入りますが、オーツミルクやアーモンドミルクって結構高いんですよね。
それにメーカーによっては添加物が多すぎて、素人ながら少し心配になって購入を控えたりしていました。今回簡単に安く作れることがわかったので、これからもちょこちょこ作っていきたいと思います!!
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