米粉のドーナツを揚げないで作ってみたら最高に美味しくて簡単だった!!

食のこと

先日、4歳の娘とバレンタインに手作りスイーツをパパにあげようという話になりました。

何がいいか迷って、ミスドが大好きなパパにチョコドーナツを作ることに。でも子供と作るものなので揚げ物はハードルが高いなと思っていたんです。

そこでオーブンレンジで作れる“焼きドーナツ”で、しかも家にある米粉で作れるもの、という条件でいろいろ調べてみました。

実際作ってみた感想としては、とにかく簡単で美味しい!!
いろんなアレンジがききそうで、これからずっとリピートするだろうと確信しました(笑)

子供も一緒に罪悪感なく食べられて、かつ簡単なおやつを手作りしてみたいという方は、ぜひ参考にしてみてくださいね♪

米粉のドーナツって美味しいの?

最近スーパーでも、数種類の米粉が販売されていますよね。

グルテンフリーという言葉をよく耳にするようになってから、米粉も人気が出てきたのでしょうか。

米粉はお米を粉末にしたものなので、普段の料理にも幅広く使うことができます。
ですが、特にお菓子作りやパン作りに使うには、少しコツがいることも確かです。

米粉のスコーンを作っています レシピ通りに2種類の米粉で試しましたが、生地を作るときにかなりボソボソでまとまりにくく、 手でギュッと思いっきり力を入れて握らないと固まりません。(後略)

引用:yahoo知恵袋

米粉のお菓子作りに失敗してしまいました。 原因を教えてくださいませんか? 見てくださってありがとうございます。 以下のレシピを参考にし、製パン用米粉(ミズホチカラ)を用いてミニパウンドケーキを3個焼いたのですが、外側ぐるりがザクッとしたクッキーのようになってしまいました。 内側はふわふわで、お味はとっても美味しかったのですが…(後略)

引用:yahoo知恵袋

米粉のいいところと難しいところ

ヘルシーなイメージのある米粉ですが、実は原料と加工法によって種類があることをご存じでしょうか?うるち米を原料とした『上新粉』、もち米を原料とした『白玉粉』『道明寺粉』『餅粉』などです。

  • 上新粉…精製したうるち米を洗って乾燥させ、製粉したもの  ➡今回使うのはコレ!!
  • 白玉粉…もち米を洗って水に浸してから水切りし、沈殿させ乾燥したもの
  • 道明寺粉…もち米を洗って水に浸し、蒸して乾燥させて粉にしたもの
  • 餅粉…もち米を洗って乾燥させ粉にしたもの

これらの米粉は、なんと奈良時代から存在して、和菓子等にも古くから使用されていたんです。
今回お菓子作りに使うという観点から、米粉のいいところと難しいところをまとめました。

米粉のいいところ

①栄養価が高い
②粉をふるわなくても簡単に使える
③低カロリーで揚げ物等におすすめ
④小麦アレルギーの人でも安心して食べられる
⑤輸入に頼る小麦粉に代わり、食料自給率アップに貢献できる

米粉の難しいところ

①小麦粉に比べて高い
②水分量の調節が必要(メーカーや商品によって仕上がりがかなり変わる)
③乾燥しやすい
④グルテンが入っていないので生地がまとまりにくい

先ほど触れた、Yahoo知恵袋に寄せられた声はこのような理由からだったのですね。

実際に私も、今まで米粉でいくつかスイーツ作りに挑戦してきましたが、ふんわり感が出ずに固くなってしまうことが多かったです…

ゆるグルテンフリー生活を実践中

もともと小麦製品が大好物な私。一人暮らし期間中は仕事が忙しかったこともあり、食事はうどんやラーメンだけ、とか菓子パンでお腹を満たす、みたいなことも多くありました。

そんな私も結婚・出産を機に家族の健康を考える機会が増えました。

主人がアレルギー性鼻炎や花粉症がひどいこともあり、腸をきれいにすることが症状の改善につながるのではないかと思ったこともきっかけの一つです。

シンプルに小麦製品は血糖値が上がりやすくて、太りやすいというのも理由です!!

グルテンフリーとは?
グルテンを含む食材を摂取しないようにするライフスタイルのこと。
グルテンは小麦などに含まれるたんぱく質ですが、体内で消化されにくく、腸内環境を悪くすることで、様々な不調が出やすくなることが指摘されている。

 もともとは小麦アレルギーやセリアック病の治療として行われていた食事療法ですが、実は気が付かないだけで、小麦が体に合っていなかったという人は少なくないのだそうです。

ただ、グルテンを完全に排除することはかなり難しいので(4歳の娘はうどんが大好物ですし)、必要以上にとりすぎないようにと心がけています!!

うどんもラーメンもパンも食べますが、小麦粉単体は買わずに、米粉で代用していますよ。
よく買うのは業務スーパーの大容量米粉です♪

料理に使う際は特に難しさはなく、揚げ物に使うと冷めてもカリッとしていて美味しいんです。

米粉のドーナツを油で揚げずに作りたい!!

普段の揚げ物は、少ない油で揚げ焼きにしてしまうことの多い我が家ですが、ドーナツを作るとなったらそういうわけにもいきません。

ただ油の処理がめんどくさい…
というわけで、健康のためにも焼きドーナツを作ることにしました。

ダイソーでこんなアイテムをゲットしましたよ。これなら形も大きさもきれいに作れるし、繰り返し使えて便利ですね!!

オーブンレンジで簡単!米粉ドーナツの作り方

米粉の焼きドーナツの作り方
  • step1
    材料を用意する(シリコンドーナツ型5つ分)

    米粉 80g / 卵 1個 / 牛乳 50g / ベーキングパウダー 3g 
    はちみつ 30g / こめ油 10g / 塩 ひとつまみ

  • step2
    ボウルに米粉とベーキングパウダー以外の材料をすべて入れ、しっかり混ぜる

    ※泡だて器で30回程度

  • step3
    米粉とベーキングパウダーを加えてさらに混ぜる
  • step4
    シリコン型に均等に流しいれる

    ※空気を抜くようにストンと落とす

  • step5
    180度のオーブンで15分焼く
  • step6
    型から外して粗熱をとって完成

材料を混ぜたらオーブンで焼くだけなので、失敗しようもありません(笑)
はちみつは砂糖に変えてもOKですよ。

今回はバレンタイン仕様で、冷ましたドーナツに溶かしたチョコレートをトッピングしてみました。
ドーナツ単体では優しい甘みで、ふわもちっと系の仕上がり。

昼間に作って、パパは夜に食べていましたが、硬くなったりもせず美味しかったですよ♪

他にもたくさんある米粉スイーツ

普段お菓子作りを積極的にするほうではないのですが、娘との遊びの一環として、気が向いたら一緒にお菓子を作ったりしています。

せっかくなら米粉のスイーツレシピを増やしたいなと思い、簡単に作れそうなものを調べてみました。

米粉のスフレパンケーキ

引用:共立食品HP

《材料》 米粉 60g / 卵 3個 / グラニュー糖 30g / 牛乳 30ml / ベーキングパウダー 3g
※卵は卵白と卵黄に分けて、卵白は3分ほど冷凍庫で冷やしておく
※米粉とベーキングパウダーは合わせておく

  1. 冷えた卵白をハンドミキサーで泡立てて、グラニュー糖を数回に分けて加え、角が立つまで泡立てる
  2. 卵黄のボウルに牛乳と粉類を入れて混ぜる
  3. 1のメレンゲを加えてさっくりと混ぜ合わせる
  4. ホットプレートに生地をこんもりとのせ、大さじ1程度の熱湯を回し入れて、弱火でじっくり蒸し焼きにする
  5. ひっくり返して同様に熱湯を加え、反対も蒸し焼きにする
  6. 側面がべたつかなくなったら完成

豆乳と米粉のパンナコッタ

引用:共立食品HP

《材料》 米粉 20g / 豆乳 400ml / 砂糖 25g / バニラエッセンス 数滴 / きな粉 

  1. 豆乳を入れた鍋に米粉を入れ、砂糖を加えて中火にかける
  2. へらで混ぜながら、とろみがつくまで焦がさないように絶えず混ぜる
  3. とろみがついたらなべ底を冷水につけて粗熱をとり、バニラエッセンスを加える
  4. 好みの容器に移して冷蔵庫で30分ほど冷やす
    仕上げにお好みできな粉を振りかけて完成

パンナコッタは黒蜜をかけても美味しかったですよ。

まとめ

  • 米粉でスイーツを作る際は水分量を調節するなどコツが必要
  • 米粉は原料や製法の違いで種類が異なる
  • 米粉は栄養価が高く、糖の吸収も和らげてくれるのでダイエットにもおすすめ
  • 小麦粉に含まれるグルテンは、腸内環境を悪くする原因になることがある
  • 米粉の焼きドーナツは失敗知らずで、時間がたっても固くならなかった
  • 米粉のスイーツレシピはまだまだたくさんある

今回作った焼きドーナツはチョコレート掛けでしたが、生地に紅茶を混ぜたり、チョコチップを加えたりなどアレンジもききそうでした。

シリコン型があれば成型いらずなので、間違いなくヘビロテメニューになることでしょう!!

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